第2章 アイシテイルカラナカセタイ

「バニ……もっと……シてやる…から……」

そしてオレは窄めた唇で扱くようにストロークを始めた。

最初はネットリ、ゆっくりと……そして徐々にストロークの距離もスピードも上げていって……

「ン゛ッ……ンヴ…ッ……ン゛…ンン゛ッ…」

あーーー……アゴが痛え。

全身が汗ばんで鼻水も出ちまってる。

ああ、ホント……こんなに苦しいのにさ、なんでだよォ……

オレのイチモツも、もうガッチガチじゃねーか。

バニー……バニー……

オレのバニー……


もうオレは逆上せたみたいになって無心でバニーをしゃぶり尽くしていると

「……ゴプッッ！」

突然バニーがオレの口の中で爆ぜた。

ゲホゲホと噎せ返り「…ったく、イキナリ出すなよなァ」なんて悪態を吐いてみたって、バニーがオレの口で果ててくれたのが思いの外嬉しい。

それに口の中に出されたモノに対しても嫌悪感は全く無かった。

だってコレ、いつもバニーがオレの中に注いでくれるモンだしさ……

バニーだって必ず、オレが吐き出したモノを……

口の中に残るソレを躊躇なくゴクンと飲み干し、アゴに滴る分は手の甲でグイと拭いバニーへ視線を向ける。

まだ意識は戻ってないけど、呼吸はかなり落ち着いたみたいだ。

でもナニは全く落ち着く気配は無くって……まだ、ガチガチにイキリ勃ってる。