第2章 アイシテイルカラナカセタイ

フラフラしてるバニーに何とかロックを開けさせて、ベッドルームへ着いた時にはもうバニーの意識は無かった。

ハアハアと荒い呼吸でグッタリとするバニーをベッドに寝かせてから……上着を脱がせて、タイを取って、シャツのボタンを全部外す。

そうなりゃ当然、鍛え上げられて引き締まったバニーの上半身が目の前に………ゴクン。

……何考えてんだ、オレ。

今はそんなコトよりもバニーを……って、やっぱり…下も……だよなァ。

だってまだバニーはスッゲー苦しそうだ。

こんなバニー、可哀想で見ていられねーよ。

オレの手は自然とバニーのベルトに延びた。


ウオッ……もうガッツリ勃っちゃってんじゃん！

スラックスを両脚から抜いて、ナニかが滲んでシミが出来ちゃってるアンダーウェアも剥ぎ取って……。


………やっぱりデカイね、バニーちゃん。


意識無いクセにさ、ソコだけが別の意識を持ってるみたいに真上を向いてヒクヒクしてはガマン汁を垂れ流してる。

コレ、ツライんだよなァ。

オレも男だから分かるよ。

だからどーすればいいかなんて、言うまでもないんだけどさ……

「……ぅンッ……ハア…ハッ……
　こて…っ…さッ…」

「………ッ。」

そんな状態で、そんなに苦しいのに、オレの名前を呼ぶのかよ……バニー。

もうホントにバニーが可愛くて、愛おしくって……

気付いたらオレ………バッキバキになってるバニーのソレに、舌を這わせてた。