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君とならキスだけで【TIGER&BUNNY】

第19章 Just LOVE 後編


二人共、笑ってるのにポロポロと涙を零しながら額を擦り合わせた。

その間もバニーは

「I will make you happy.(貴方を幸せにします)」

と、何度も何度も囁いていた。


それから………

ちゃんとメシを食って、26本のローソクを立てて穴だらけになったパウンドケーキも食べて、2人で後片付けもしてさ……

俺とバニーは丁寧に愛し合った。

「ちゃんとベッドでしましょうね。」

なんて言いながら、俺をお姫様抱っこしたバニーに運ばれたんだ。


唇が腫れるンじゃねーかってくらいにキスを重ねて、その唇でお互いのペニスをこれまた飽きる程に愛撫。

俺はバニーに咥えられただけで、2回イッちまった。

しかもさ……

俺がバニーのドデカいのを必死で咥えてる時に、バニーが「可愛い」「好きだ」「愛してる」って俺の頭をずっと撫でてくれて……

それだけでもイッちまいそうだったんだよ。

もうどんだけバニーが好きなんだって話だよな……恥ずかしくて口には出せねえけど。

バニーはいつも俺を大事に抱いてくれるンだけど、今夜はそれに輪を掛けて優しくってさ。

俺、バニーの腕の中で溶けちまいそうだった。


そんな俺のアソコをさ、バニーは指と舌でグズグズに蕩けさせてから挿入って来る。

「ンッッ……」

「虎徹さん……
 苦しいですか?」

「いーや……大丈夫。」

「でも……涙が……」

そう、自分でも気付かないうちに、俺の両目には涙が滲んでた。

「コレはさ……嬉しくて泣いてンだ。
 いつも以上にバニーを感じてさ。
 ああ……俺の中にバニーが居るって……
 嬉しーンだよ、俺。」

根元まで埋め込んだ状態で俺に覆い被さったバニーの舌が、その滲み出た涙を舐め取ってくれる。

「虎徹さん……
 僕の……
 僕だけの虎徹さん……」

何度もそう言いながら俺を突き続けたバニーは、結局3回………

俺の中に射精した。
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