第18章 Tintarella di luna 後編
「……………ッ!」
棒立ちのBBJへ更に顔を寄せ、チュクチュクとその柔らかい唇を食む。
この男もまた抵抗もせず、素直にされるがままだ。
「こういう時は……
目を閉じるものですよ。」
キスの合間にそう囁いてやれば、二度と開かないのでは…と思う程にギュッと固く瞼を閉じるBBJに、私の欲求が一層強くなった。
固く閉じた瞼とは裏腹に緩み始めた唇を舌で抉じ開け咥内を舐め回してやれば
「……ぅ…ふ……」
切な気な吐息を漏らし、腰を捩り出す。
素面でこの状態だとはな………
ワイルドタイガーよりもBBJの方が余程御しやすいじゃないか。
パブリックイメージなど、全く宛てにならないものだ。
ディープキスは続行したまま、BBJのベルトを外してワークパンツのジッパーを下ろした。
そして既に湿っているアンダーウエアの中へ手を差し入れエレクトしたペニスを握ってやる。
その大きさに私も息を飲んだが、されるがままのBBJにはそんな私の様子に気付く余裕などある筈もない。