第17章 three-piece LOVERS 後編
「……え?」「……ハァ?」
俺とライアンが同時にバニーを見遣ると、ベッドの上でさっきと同じ体勢のままバニーがコッチを睨んでる。
「ライアンのを咥えるなんてダメです!
虎徹さんが僕以外に触れるのも、
僕以外に触れられるのも許さない!
虎徹さんは僕だけのモノだッッ!」
1人じゃ動けないくらいにガッチリ拘束されてさ……
エレクトしたペニスはカウパーで濡れてヒクヒクしちゃってるし……
おまけにディルドを突っ込まれたアナルからもダラダラとヨダレを垂らしてるクセに、何カッコイイコト言っちゃてンの、バニーちゃん?
けど……けどさ………俺、スッゲー嬉しいわ。
「悪ィな、ライアン。
こんな状態のバニーちゃんに、
こーんな可愛いコト言われちまったらさ……」
そう言いながら立ち上がった俺を押し退けるようにベッドへ近付くライアン。
「ヘェー……
じゃあさ、俺がジュニア君に触れるのはOK?」
そんなライアンの言葉に、俺の鼓動が跳ねる。
俺以外の男に可愛がられるバニー…………
もちろん俺の目が届かない所でそんなんされたら嫉妬で狂っちまいそうだけどよ。
俺の目の前でなら………
見てみてえよな。
「別に構わないぜ。
バニーがOKなら……な。」
「フンッ……
了ーーー解!」
不敵に笑ったライアンがベッドへ上がり、バニーの顔の横へ膝を着く。
「ホラ……ジュニア君。
『虎徹さん』のOKが出たぜー。」
「ンッ……ライ…アン?」
「アナルだけじゃなくてコッチにも欲しいだろー?
どう?
俺のコレ。」
両手でバニーの頭を掴んで上体を浮かせたライアンは、その巨大ペニスの先端をバニーの唇へ押し当てた。