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君とならキスだけで【TIGER&BUNNY】

第15章 How to A B C & ...!? 後編 C&!?


「アッ……」

後ろから虎徹さんにトンッ…と肩を押され、僕の上半身が前屈みにベッドへ沈む。

両手を背後で拘束されたままの僕は当然起き上がる事も出来ず、顔はベッドに着けたままヒップを虎徹さんに向かって突き出すような格好だ。


「バニーちゃんのココ……
 物欲しそうにヒクヒクしてンな。」

その声と同時にジャラジャラと聞き慣れない音がする。

「虎徹さん……
 ソレ……何ですか?」

首を捻って見てみれば、虎徹さんが持っていたのはパールのネックレスみたいな……

だけどその粒はかなり大振りで、リング状では無く一連。

その異形な代物を目にした僕の背筋がゾワゾワと粟立った。

「ハハッ……
 コレをどうするのか分かったみてーだな、バニー。」

「ソレを………全部…?」

「さァ…どーかな?
 バニーちゃんの可愛いお尻にいくつ挿入るか
 今から確かめてやるよ。
 ああ……先にコッチを抜かなきゃな。」

「ひぅッ…」

チュポッ…と湿った音を発てて、僕の中からバイブレーターが抜かれる。

「うわ……ヤーラシ。
 抜いてやったのにまだパックリ開いて次をお強請りしてンぞ。」

「そッ…んなコト……言わないで…」

震える声で呟く僕を見下ろした虎徹さんの目は愉悦に満ちていた。


こんな虎徹さん……初めてだ。

なのに僕は堪らなく欲情してしまう。
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