第15章 How to A B C & ...!? 後編 C&!?
性行為が未熟な僕だって、その数々の道具を何に使うのかなんて容易に想像出来た。
イヤラシイフォルムに、毒々しいカラーリング。
中には使用方法が全く理解出来ないモノもあったけど、不思議と僕には嫌悪感は訪れなかった。
この道具を虎徹さんが僕にどう使うんだろう………
そんな期待だけが膨らんでいく。
「バニーがさ……
イヤだってンなら無理強いはしねえ。
勿論俺だってバニーを傷付けたいワケじゃねーし、
苦しませたいワケでもねえんだ。
唯さ……バニーが可愛くて可愛くて……
なのにもっと可愛いバニーを見たくって……
我慢出来なくて……
オカシイよな、俺。
………………………ハア。
ゴメン……バニー。
やっぱ、止めよ……」
箱のフタを閉じようとする虎徹さんの手を僕は押し留める。
「………ばに?」
「使って下さい……
いえ、僕も使いたい。
虎徹さんになら何をされたって、
僕にとってそれは悦びでしかないんです。
お願い………
僕をもっともっと可愛がって……」
「………無理だって思ったら言えよ。」
「………ハイ。」
「痛くてもちゃんと言えよ!」
「……ハイ。」
「苦しかったりしたら……」
「虎徹さん、愛しています。」
「バニー……俺も。」
こうして………
アイマスクを着けて、両手は背後で拘束。
アナルに挿入ったバイブレーターに身悶えながら、膝立ちのままペニスをエレクトさせた僕が出来上がったんだ。