• テキストサイズ

君とならキスだけで【TIGER&BUNNY】

第15章 How to A B C & ...!? 後編 C&!?


どうしてこんなコトになっているのか……

答えは簡単だ。

虎徹さんが求めて………

僕が応えたから。



やっと虎徹さんと繋がる事が出来て、僕は心も身体も絶頂した。

その絶頂の余韻に浸りグッタリとした僕を抱き締めた虎徹さんが、顔中に優しいキスを繰り返す。

「可愛い。
 バニー……可愛い。」

「ン……擽ったいです…虎徹さん。
 ふふ……」

「可愛いなァ……ホント。
 好きだ、バニー。
 大好き。」

「僕もです。
 僕も虎徹さんしか居ません。」

「バニー……」

ここで引き付け合うように唇が重なった。

舌を絡ませて、太腿に虎徹さんがまた大きく硬くなっているのを感じれば、僕は『もう一度?』と期待する。

だけど、虎徹さんが求めたのはもっと…………


「なァ……バニー。
 コレ……使っていいか?」

突然ベッドの下を覗き込んだ虎徹さんが、ズルッと大きなダンボール箱を引き摺り出した。

「エッ……それ何ですか?
 いつの間に……」

「ホラ、この前バニーだけがロイズさんに呼び出されて
 俺が留守番してた事あったろ?」

「ああ……確かに。」

「丁度あン時に届いてさ。
 ………隠しといた。」

「虎徹さんが注文したんですか?」

「うん……勝手に送り先をバニーんちにしてゴメンな。」

「いえ、それは別に構いませんけど……
 一体何を……?」

「だってさ……
 どーしてもバニーと使いたかったから……」

虎徹さんがゴソゴソと探る箱の中身を見て

「…………ッ!」

僕は息を飲む。
/ 461ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp