第15章 How to A B C & ...!? 後編 C&!?
もう30分……
いや、1時間は経ってる?
虎徹さんはずっと僕を慣らしてくれている。
最初は指1本だけでクポクポと擽られていたソコは、虎徹さん曰く……
「もう3本挿入ってンぞ。」
そう、既に慣らす作業は終えて、グリグリと拡張されているんだ。
タップリ使ったローションと虎徹さんの気遣いのおかげか、痛みは殆ど無かった。
ただ………只管にもどかしい。
気持ちイイのに絶頂へ達する事が出来ないむず痒い感覚に身悶え続け、意識が朦朧としてきてしまう。
「う……あ……」
「バニー……苦しいか?」
「ン……苦し……」
「……もう止めっか?」
「違ッ……
も…イキたい…」
一瞬、虎徹さんは指の動きを止めた。
そして………
「…………了ー解。
一丁上がり……だな。」
「ひぅッ……」
ジュポッ…と音を慣らして一気に指を抜かれたその刺激に声を上げる。
「ん……?
コレ、気持良かった?」
「ハイ……
抜けるの……気持い…」
「へー……そーゆーモンなのか。
じゃあ、俺のイチモツでいっぱい抜き差ししてやっからなァ。」
その言葉だけで僕はブルッ…と震える。
ああ……早く。
早く…………欲しい!