第15章 How to A B C & ...!? 後編 C&!?
「ヘェー……
色々あんだなー……
ハハッ…シトラスフレーバーって……食いモンかよ!
あ……コレ、温感タイプだってさ。
リアルでイイかもなー……」
なんてベッドに膝を付きローションを物色する虎徹さんを僕は黙って見つめていた。
そして振り向いた虎徹さんの熱い視線が遂に僕を雁字搦めにする。
「で……?
バニーちゃんはナニやってンの?
ホラ………
早く脱げよ………バニー。」
ベッドに腰掛け脚を組んだ虎徹さんの目の前で、僕は着ている物を1枚1枚脱いでいく。
まるで男を煽り焦らすストリップショーだ。
僕の全身を這い回る、虎徹さんの舐めるような視線に呼吸が荒くなる僕も大概だな。
そして最後の1枚………
アンダーウエアを脱ぎ捨てると、僕のペニスはもう完全にエレクトして、ダラダラとカウパーを滴らせていた。
「………エッロ。」
「ンッッ……」
虎徹さんの一言に身体がビクンと反応してしまう。
「おいで……バニー。」
虎徹さんに促され、僕は蜜に吸い寄せられる蝶のようにフラフラと近付いていく。
そしてそのままベッドへ押し倒され、虎徹さんからキスの嵐を浴びた。
「ン……っふ…ぅ……」
クチャクチャと舌を絡まされ、唾液を注がれ、何度もピッタリと塞がれる唇。
直ぐに涙が滲み、指先がピリピリと痺れ始める。
まるで虎徹さんに呼吸を制限されているようだ。
でもその息苦しさが僕には………
「バニー……苦しいの、好き?」
「そッ……んなコト…ない……」
「嘘吐け。
顔、トロットロになってンじゃん。」
………分かっているなら、もっと下さいよ。
もっともっと……
僕は強請るように濡れた自分の唇をイヤラシく舐めたけれど、虎徹さんは満足そうに笑っただけで僕の身体から離れてしまった。
「さて……
今夜はさ、ステップアップしなくちゃな。
出来るか……バニー?」
「は……はい…
出来ます…ぅ……」
「オッケー!
イイ子だ、リルバニー。
じゃあ今からお前のココ………
俺が女の子にしてやるよ。」