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君とならキスだけで【TIGER&BUNNY】

第12章 LOVE SAUCE 後編


「バニー……悪ィ。
 ちょっと待ってて。
 今、動かれると……」

「動きませんッ!」

「へ……?」

「僕……動けないですッ!
 だって…少しでも動いたら……
 スグ……」


………イッちゃいそうなワケね。

上体を起こして、俺の腰を掴んで………

下唇を噛んだ顔を上向けて、プルプル震えてるバニー。

あーあ……可愛くて仕方ねーよ。

俺はクスクス笑いながら、バニーに向かって両手を広げた。

「ばーに……」

「ハ……ハイ。」

「ギュッてしてやっから、来な。」

「え……え……」

「そのまんま……前に倒れてみ?」

バニーは俺の言う通り、ゆっくりと覆い被さって来る。

右手はバニーの後頭部を……

左腕を背中へぐるりと回し……

両脚でバニーの腰をガッチリとホールドしてやれば、漏れる熱い吐息と涙声。

「こて……っさん…
 ダメです…ぅ……そんな……」

だから俺もバニーの耳元で囁いてやった。

「もう我慢しなくてもイイ。
 出せよ……バニーちゃん。」

「でもッ……
 でも僕ッ……ゴム、着けてない……」

「いいんだ……」

「こて…っ………」

「中にくれ。」

そう言って耳朶をコリッと噛んでやると

「ンンッッ……!!」

大きく全身を痙攣させたバニーから熱い液体が注ぎ込まれるのが分かったんだ。
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