第12章 LOVE SAUCE 後編
「気持ちイイんですよね?
虎徹さんのペニス……カチカチだ。」
そう、バニーの指で尻を弄られて俺のイチモツはもうビンビンだ。
みっともねーくらいに汁もダラダラ流れてる。
自分でもとんだ変態だよなァ…って思うよ。
けど、若くてキレイな王子様に抱かれてえ……なーんて、誰だって望むコトだろ?
まあ……オッサンが望むにはちょっとハードルが高えけどさ。
そんな自虐もスパイスにして、自分自身を昂ぶらせていた時……
「コレ……ヒクヒクして……
ふふ……可愛い。」
バニーは指の動きを止めないまま、俺のイチモツをペロペロと舐め始めた。
「バッ……バカッ!
止めろ!
そんな……汚え…から……」
「何を言ってるんですか?
汚いワケないでしょう?
貴方、僕の精液を飲んだクセに。」
「お前と…俺じゃ……違ッ…
ンンッ!」
「何も違いませんよ。
ん……虎徹さんの……美味しいです。」
尻とイチモツを同時に攻められて、ゾワゾワとむず痒い感覚が全身を這い回る。
「ハア……ンアッ…」
チェリーボーイに弄くられて、こんな声を出しちまうなんてよ……クソッ!
「ばに……バニィッ……」
「……どうしました?」
「も……挿入れてくれ……」
「でも……まだ……」
「イイからッ!」
不安に揺れるグリーンアイで俺をじっと見下ろすバニーに向かって、俺は残り僅かな余裕を振り絞り不敵に笑った。
「挿入れれば……
俺ン中なんて、スグにお前の形になる。」