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君とならキスだけで【TIGER&BUNNY】
第12章 LOVE SAUCE 後編
『食べたい』
お前を『食べたい』
お前の全て。
ヴェルトソースをたっぷりかけてさ。
もちろんマヨネーズはガッツリ多めで。
お前の白い肌にヴェルトソースのグリーンが良く映えるだろーな。
お前は優しいから、俺が泣けばほっとけねえだろ?
ちょっと酷く酔ったフリをして、友恵の事を考えれば勝手に流れる涙を見せて……
ホラ、もうお前は俺に触れたくて堪んなくなってる。
なあ……自分の逃げ道は確保して、選択をお前に委ねる狡賢い大人な俺で……
ホント、ゴメンな。
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