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君とならキスだけで【TIGER&BUNNY】

第11章 兎と薔薇はどっちが強い?


「……っていうかさ、
 それってハンサムが決めるコトじゃないわよね?」

「どっちにしても、まだお子様の貴女では
 ナイスミドルである虎徹さんのお相手は勤まらないでしょうし。」

「お子様ァ!?
 だけどね……男は皆、若くて可愛い娘が好きなんだからッ!」

「そういう考え方がお子様だって言うんです。
 少なくとも僕は『若くて可愛い娘』には全く興味ありませんが?
 それに……美しさでは貴女に負ける気がしません。
 ………フッ。」

「クッ……!
 でも……タイガーはどうなのかしら?
 若くて可愛くて大人気のスーパーアイドルと、
 ちょっとキレイなだけで生意気な相棒と……
 どっちがイイのかしらね?」

「貴女……それで僕を言い負かしたつもりですか?」

「どーゆー意味?」

「貴女は肝心なコトを失念しています!」

「エッ…?」

「虎徹さんは大人の男性です。
 ええ、そりゃあもう……
 あのコケティッシュな魅力に至っては
 いつも隣に居る僕がクラクラするくらいです。
 そんな虎徹さんを、貴女は満足させてあげられますか?」

「……そ……それは……」

「フフッ……お分かり頂けました?
 確かに貴女はJKで若い。
 その若さ故の魅力もあるでしょう。
 でもね、僕はその魅力以上に……
 床上手なんですッッ!」



『もう確実に《バニィーーーンッッ》という効果音が聴こえた』と、後に折紙サイクロンはk(略)



「………トコジョウズ?」((ハンサム……またヘンなコト言い出した))

「ふう……お子様の貴女には難しかったですね。
 そう、有り体に言ってしまえば……
 セックスが上手いというコトです。」

「…………ッッ!」

「ふふふ…セックスという単語で照れているようじゃねェ。
 先程も言いましたが、虎徹さんは大人の……
 ぶっちゃけアラフォー男性です。
 避けて通れる問題じゃありませんよ。」

「わわわわわ分かってるわよ!」
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