第1章 Red Lip

「フー……キリが無いですね。
　舐めても舐めても溢れて来ちゃいますよ。
　もういっその事、指で掻き出してしまいましょうか？」

「ひッ…ぃ……」

「まだ2本だけですよ。
　フフ……さんのお好きな場所はドコですか？
　入口？奥？
　ココかな？
　それともココ？」

グッチャグッチャと音を発ててさんの中を激しく掻き回すバニーの指。

気が付けばオレの視線は掻き回されるさんのアソコじゃなく、執拗に攻め動くバニーの指に釘付けになっていた。


「中が熱くなって来ましたね。
　さん……イっちゃいそうですか？」

冷静に問い掛けるバニーとは反対に、泣き出しそうな顔をして必死にコクコクと頷くさん。

その姿を見て堪らなく満足そうな笑みを浮かべたバニーに、オレの背筋がゾワッと粟立つ。

「構いませんよ。
　さあ、イって下さい。
　でもコレで終わりじゃありませんからね。
　まだまだ……覚悟して……」

「いッッ……やああッ……」

バニーが言い終わらないうちに、さんはガクンッと全身を弾ませて絶頂しちまった。