第8章 love's oracle ~dandelion~ Ⅱ
の小さな手を取って、コンドームを持たせる。
「ココ、この先っちょの尖ってる部分を指先で摘んで……」
「こう?」
「そーだ。
そのままココに被せる。」
「……うん。」
「そんで丸まってる部分をゆっくり、沿わせるように根元へ……
ああ……上手いぞ、。」
そっと頭を撫でてやれば、はスゲー嬉しそうに微笑んだ。
あー……もう!
お前、今から俺にナニされンのか分かってる?
をギュッと抱き締めてキスをする。
何度も顔の角度を変えて、舌を絡めて、そのまま押し倒した。
「後ろからの方がラクかもしんねーけど、
の顔を見てーから……
いいか?」
息継ぎのため、僅かに唇を離した隙を突いてチェリーボーイみてーなコトを願えば
「うん。
私もライアンの顔……見ていたい。」
これまた可愛い答えが返ってきた。
ホント、もう限界だって。
スグにでも暴発しちまいそうなペニスを指先で摘んで支え、の入口へ宛てがう。
ああ、熱いな。
俺もも。
「…………挿入れるぞ。」
「ぅんんッッ……!」
ゆっくりと、でも確実に腰を沈めていって……
「キッツ……」
極上の感触に酔い痴れた。
「うーーー……」
ギュッと目を閉じ、眉を顰めて下唇を噛むの頬を両手で包み込み
「ホラ……目ぇ開けろ、。
俺の顔、見てーんだろ?」
ワザと甘い声でそう囁いてやれば、薄く開いたの瞼からグリーンアイが真っ直ぐに俺を射貫く。
「ハッ……堪んねー。」
腰から背筋を駆け上がる快感。
自分の意思とは無関係に動き出した俺の抜き差しに揺さ振られながら、それでもは俺から目を反らさなかった。