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君とならキスだけで【TIGER&BUNNY】

第8章 love's oracle ~dandelion~ Ⅱ


「目が見えるようになってからね……
 影像や写真でライアンの姿は見てたんだよ。
 その時だってカッコイイなぁ…って、
 背も高くてスタイルも良くて、男らしいんだなぁ…って思った。
 でもね、どこか現実的じゃないっていうか……
 本当にこんな素敵な人が、私なんかの相手をしてくれてたのかな…って
 信じ切れない気もしてたの。」

「………。」

「だけど今………
 その素敵な人が実際に私の目の前に居て………
 ライアンの体温と匂いを視覚でも感じられてるのが
 ………死んじゃいそうに…嬉しい。」

あー……コレ、もうイイよな?

我慢しなくてイイだろ?

つーか、もう無理だから!


俺はガバッとに覆い被さり、両手でその柔らかい頬を包む。

そして鼻先が触れ合う距離で甘く囁いた。

「こんなトコで死んだら勿体ないぜ。
 今から俺が……
 を天国に連れてってやるンだからさ。」




「んッ……んぅ……」

バスローブもバスタオルも……もうとっくに放り出しちまって、俺は仰向けに寝かせたの股間に顔を埋めてる。

何遍言ってもは脚を閉じちまうから、俺の両手で大きく開脚させてガッチリ固定。

だから使えるのは舌だけなんだが、はそれでも充分過ぎる程に感じてくれてるみたいだ。

「……
 スゲー濡れてる。
 気持ちイイ?」

「分か……ない…」

「そっか。
 分かンねーか。
 じゃあ……コレは?」

「ひうッッ……」

ジュルッ…と音を発てて強く吸ってやれば、の身体は大きく跳ね上がった。
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