第1章 Red Lip
………ッッ!
ヤバい!どーしよー……スゲー見たいッ!!
自分でもオカシイって思うけど、バニーがどんなセックスをするのか見たくて堪んねえ。
「それに………」
固まったままゴクリと喉を鳴らす俺を見て、バニーが不敵に口角を上げて言った。
「僕の方がもっと…さんを啼かせる事が出来ますよ。」
「コレも取ってしまいましょう。
生まれたままの貴女を見たい。」
バニーはさんの右脚に引っ掛かったままのストッキングとショーツも取り払う。
それからゆっくりとさんに覆い被さった。
「んッ……んう……」
耳朶、首筋、鎖骨、脇の下にまで……バニーの舌が丁寧になぞっていく。
その間に両手の指先でバストの先端をクリクリと捏ね回す事も忘れない。
「フフッ……敏感なんですね。
素敵ですよ。」
「ンッ……」
バニーに甘く囁かれた瞬間、さんの身体がまた小さく弾んだ。
何だよ……このテクニック。
バニーってば、どこで身に付けやがった?
なんか……なんかさ………
「ああ……さんと僕のお腹、
擦れるとネチャネチャって音がしますね。
虎徹さんの精液のせいだな……
でも……コレも興奮しちゃってますよね?」
「や…あッ……バー…ナビー……」
もう正直に言うよ!
悔しい……いや、羨ましい?
コレって、嫉妬……?
良く分かんねーけど、とにかくバニーがさんを啼かせる度にイラついちまうんだ。