第7章 love's oracle ~dandelion~ Ⅰ
それなら……とにかく優しく丁寧に…だ。
出来るだけ痛い思いなんてさせずにさ……
難しいかもしんねーけどにも気持ち良くなってもらいてー。
そして俺の手は、のバスローブをゆっくりとはだけた。
露わになるのオールヌード。
んー……Cカップってトコか?
俺好みの可愛いバストだ。
そのバストを掌でやわやわと揉み拉きながら、首筋へと舌を這わせる。
「ンッ……」
大きく身体を弾ませたの反応に満足して、俺の舌は更に下りていった。
バストの先端を舌先で転がし、その周りを吸い上げてはキスマークを散らす。
の真っ白な肌に映える赤い痕が酷くイヤラシイ。
そして掌はゆっくりとウエストの柔らかいカーブをなぞり………
「ヒッ……ヒッ…ィッ…」
そこで俺は漸くの呼吸がおかしい事に気付いた。
「………?」
上体を起こしてその様子を確かめて見ると、の顔面は蒼白で脂汗を流している。
目は見開いたままで、過呼吸のような浅くて短い息遣いは痙攣を起こしてるみたいだ。
オイオイ、コレ……尋常じゃねーだろ?
「ッ……大丈夫かッ!?
ッッ………」
呼び掛けても返事はない。
このホテルにも常駐のドクターが居るハズだ。
そいつを呼んで……いや、先ずはその前に人工呼吸を試してみるべきか?
そう思い付いた俺が再びの身体に手を触れた瞬間………
「いやあああああああッッーーー……」
断末魔のような叫び声をあげて、四肢をバタつかせ始める。