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君とならキスだけで【TIGER&BUNNY】

第6章 Loving you is Killing me.Ⅲ 後編


「ぅぅ……」

激しい羞恥に苛まれた僕は、両手でピローを引き寄せソコに顔を埋めた。

それなのに虎徹さんは、更に僕を追い詰めるようなコトを言うんだ。

「うわ……スゲー…
 オレ、容赦ねーな……
 バニーの中にこんな大量に出してたんだ。」

虎徹さんの低い声と、グチグチッ…と鳴る粘着質な音に、膝を立てた僕の脚はカタカタと震え出す。

「バニー……痛いか?」

そうじゃなくてッ………

分かってるクセに、虎徹さんは意地悪だ。

僕は何も言えずに、ピローに埋めた頭をフルフルと小さく振った。

「ふーん……そーゆーコト?
 バニーちゃんはエッチな子だなァ。」

「………ヒィッ!」

規則的だった虎徹さんの指が急にランダムに動き出し、僕はあられもない声を上げてしまう。

「バニー……気持ちい?」

またフルフルと首を振る。

「へー……
 じゃあ、コレは?」

虎徹さんの指先がグリッとある一点を押し込めば

「ふああッッ……」

僕の身体は勝手に大きくバウンドした。
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