第6章 Loving you is Killing me.Ⅲ 後編
「バニー……
四つん這いになって。」
まだ絶頂の余韻に浸ってグッタリしたままの僕に、突然虎徹さんがそんなコトを言い出す。
「は……?
ど…して?」
「バニーの中のヤツ……
処理しなきゃなんねーだろ。」
当たり前のように言われて、僕の顔は一気に熱くなった。
「いえ……後で…自分で……」
「何言ってんだよ。
バニーだってオレの処理……したろ?」
うう……
そう言えばそうだ。
でもアレは純粋に虎徹さんがお腹を壊したら大変だと思って……
決してイヤラシイ意味ではなかったんだけど……多分。
………虎徹さんも、そうなのかな?
僕の身体を心配して?
だけど……やっぱり恥ずかしい。
目を泳がせてモジモジとする僕を、何だか虎徹さんは楽しそうに見てたけど
「身体動かすのツライか?
仕方ねーなァ。」
コロンと僕を俯せに転がし、腰を高く持ち上げる。
「やッ……ダメです!」
「何がダメ?」
「こんな格好……
恥かし……」
「ハハッ……
今更何を恥かしがるんだよ、バニーちゃん。
んー……ちょっと我慢しろよー。」
「アッッ…」
虎徹さんの指がやんわりと僕の中を掻き回し始め、トロトロと溢れ出すのが自分でも分かった。
そんな状態を虎徹さんの目の前に晒け出しているんだと思うと、もう碌に思考も覚束ない。