第6章 Loving you is Killing me.Ⅲ 後編
「好きです……虎徹さん。」
「オレ、もッ……好き。」
「ンアッ……!」
予告なく挿入って来た虎徹さんの先端が、ズブズブと僕の奥へと進んで……
「大丈夫か…?
キツくねーか?」
「……ハイ。
ンッ…気持ちい……です。」
「あー……オレも気持ちイイ。
バニー……好きだ。
バニー…」
「嬉しい……虎徹さ…ん…」
「バニー……
オレだけの……バニッ…」
もう離れたくないとお互いを拘束するみたいに抱き締め合う間に、虎徹さんの腰が緩やかに僕を穿つ。
痛みなんて全くない。
ましてや辛さなんてあるはずもない。
ひたすらに快感だけを与えられて、唯々……幸せで。
僕は今、虎徹さんと繋がっているんだって思ったら……もう……
「ハッ…ハアッ…ン…
虎徹さん……イキそう…です。
僕……僕……」
「ンッ……
バニーってば、どーしてそんなに可愛いの?
オジサンもイッちゃいそ……」
「こ…てつ…さぁ…んんー…」
「ん……?
ああ……キスしたいの、バニーちゃん?
ん……イイよ。
キスしながら一緒にイこっか。」
そして僕達は、まるで溶け合った1つの塊みたいになって……
2人同時で、あっという間に果ててしまった。