第1章 Red Lip
まあ当然なんでしょうけど、ブラとお揃いのショーツなんですね。
でもそのショーツはストッキングに包まれてボヤけて見えるのがまたイヤラシイですよ。
そして虎徹さんの左手は躊躇う事なく無遠慮に、そのストッキングとショーツの下に差し込まれた。
「んあッッ……」
ビクンッ…と身体を弾ませたさんに虎徹さんもご満悦みたいだ。
バストの先端を舌で転がしながら不敵に笑う。
ショーツの中の指は恐らく小刻みに震えているんだろう。
「スゲー濡れてんな。」
「やッ……ダメ…」
赤いショーツがモゾモゾと不規則に動く。
あの中にある虎徹さんの指がさんの大事な部分を擽っているんだ。
「ダメじゃねーよな?
悪い……もう耐えらんねーんだ。」
虎徹さんの両手がストッキングを脱がせに掛かる。
その勢いにさんは僅かに苦笑を漏らし囁いた。
「タイガー……乱暴にしないで。
破れちゃったら私、帰れないわ。」
確かに。
僕の部屋には替えのストッキングなんて無いですからね。
「ん…。」
小さく頷いた虎徹さんはそれでも鼻息荒く、ストッキングとショーツを一気に引き下げる。
そしてさんの左脚だけを引き抜き、両膝裏を掴んで高く持ち上げた。
「スゲー……
トロットロだ。」
さんの大事な部分を凝視した虎徹さんの喉仏が上下するのと同時に、僕も喉を鳴らす。
両脚を拡げられているさんも堪らなくイヤラシイけれど、それをしているのが虎徹さんだっていうのが更に僕を煽っているのは間違いないな。
さんに開けられたシャツの隙間から覗く少し浅黒い肌。
美しいシックスパック。
ああ……虎徹さん。
貴方も充分にイヤラシイですよ。