• テキストサイズ

君とならキスだけじゃ【TIGER&BUNNY】

第2章 キスだけじゃ、止められない


「私はまだ、その……君と一緒にいたいんだが……どうだろう?」

キースさんが、僕の手を握りながら聞いてくれる。

そうか!そんな選択肢もあったのか!?

「僕もまだ、一緒にいたいです……」


「よかった!私達は同じ気持ちだったんだね!」


僕はウンウンと何度も頷く。


「その……よかったら、場所を変えないかい?私の家にでも……」


「!!!」
その提案にびっくりし過ぎて、声も出ない。



「あ、す、すまない。急ぎすぎたかな!?」



「いえ!僕、行ってもいいんですか!?」
思わず大きな声で、身を乗り出してしまった。


すると今度はキースさんが、大きく目を見開いて


「当たり前じゃないか、だって君は私の恋人なんだろう?」

なんて、僕の大好きな笑顔で言ってくれたんだ!


「はい!」


僕の大きな返事を聞くと、キースさんは嬉しそうな顔をもう一度僕に近付け、また

甘いキスをしてくれた。



店を出ると、いつもは走って家に帰るキースさんが
今日は僕と手を繋いで、ゆっくりと一緒に歩いてくれる。

そして足が止まる度に僕の顔を見てニコッと微笑み、


軽くキスしてくれるんだ。


あぁ、もうこのドキドキは、


キスだけじゃ


止められない……





end


このお話の続きは、久遠さまの
『君とならキスだけで【TIGER&BUNNY】』
第3章で、お楽しみ下さい❤
こちらでもまた、我慢できないラブな二人が
登場します!?
/ 429ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp