第17章 three-piece LOVERS 前編
俺はホテルの中にある最高級レストランに、二人を連れて行った。
その間も二人は、イチャイチャ、イチャイチャ……
「おい、お前ら。もーちょっと俺に気を使うとか、ねーの?」
「は?なんでお前にそんなの、使うんだよ」
「僕たちの事は気にしないで下さい」
……
って、招待したの俺なんですけどぉ!?
ま、いい。
お前ら、俺が黙って見てる男じゃないのぐらい
わかってるよな?
「んじゃ、部屋に戻るかー」
おっさんの声で、バーナビーが席を立つ。
しかも、期待に満ちた目で。
俺は黙って席を立った。
そして、また、俺の部屋に戻る。
部屋に着いた俺は、1つ提案した。
「日も少し傾いてきたし、ちょっと泳がねーか?部屋にプールがあるんだ」
「お!腹ごなしに、泳ぐかー」
「……えっと、僕は」
「何?ジュニア君、泳がねーの?」
「え、えぇ。肌が赤くなるのが、イヤなので」
「ふぅーーーーん」