第15章 How to A B C & ...!? 前編 A&B
「あ、あの僕も虎徹さんのを……」
「出来んのぉ?」
「あ、貴方だって出来たのにっ!」
「へへっ、そーかぁ?んじゃ……」
コテツさんを見ると、やっぱりコテツさんもさっきより大きくなって……テカテカと濡れているのが見えた。
それを、ペロッと舐めてみた。
なんだか変な味だな。
それでも僕は全部を口に含むと、虎徹さんが僕の頭を軽く押さえる。
「ばに……喉の奥まで入れて」
虎徹さんのおねだり……
ボクはまた硬度を増した。
それはもう、ワケがわからないなりに一生懸命、吸いついて動いた気がする。
時々、喉や歯に違和感を感じる。
あー虎徹さんのアンダーヘアー……
ケホケホとむせながら、僕は頑張るんだけど……
さっきのボクみたいに、コテツさんはなかなか果ててくれない。
アゴが疲れてきたとき、ふと感じた違和感……
あ!虎徹さんがっ!!!
ボクをもう一度口に含んでいる!!!
もうそこからは、覚えていない。
ただお互い、舐め合って、擦り合って……
ただ、ただ……
愛し合ったんだ。