第15章 How to A B C & ...!? 前編 A&B
「んじゃ、はい」
虎徹さんが僕にグラスを渡してくる。
僕は身体を起こしてシャンパンを口に含むと、ゆっくり虎徹さんの口の中に流し込んだ。
「次はこれ」
イチゴを口に咥えた虎徹さん。
そしてまた僕の口に入れてくれる。
こんなに甘やかされて……僕、明日オフィスで普通にいられるんだろうか……
いやそれよりも、今この時だけは、出動要請なんて来てほしくないな……
僕がイチゴをモグモグと食べていると、虎徹さんが僕の脚を……太腿を撫でてきた。
ゴクッ
イチゴを飲み込んだ。
そのまま虎徹さんの手は、内腿を這ってきて……
そっとボクを持ち上げた。
そしてまた、規則的に手がゆっくりと揺れている。
そうなるともちろん、ボクはまた硬度を増して行くんだけど……
「なぁ、バニー……」
「ア……ハ、ハィ……」
「これさ、やっぱ俺ん中に入れんの……物理的にムリじゃねぇか?」
「へっ!?えっ!?」
「お前のスゲーでっかいワ。ほら」
そ、そんなっ!!!