第5章 Loving you is Killing me.Ⅲ 前編
頑張った千代紙ちゃんのおまけページです。
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Hi!TIGER&BUNNYの友達が少ない方、バーナビーです。
そんな僕にも新しい友達ができました。
彼女の名前は「千代紙さん」。
2部のヒーロー「千代紙トルネードさん」です。
朝、会社の入口で千代紙さんに会った。
「あ、バーナビーさん、おはよー」
「おはようございます」
次に僕の横にいた虎徹さんに気づいた彼女は
「あっ!先輩!おはようございます」
「お!はよっ!後でまた鶴折るの手伝ってやるよ!」
「はい!ありがとうございます」
「俺、ロイズさんに呼ばれてるから、先行くな!バニーもまた後で!」
「はい!また後で!」「はい!また後で!」
僕と千代紙さん二人の声が揃った……
「……………………」
僕は無言で彼女の顔を見る。
「何?何か付いてる?」
「いえ……貴女……僕と虎徹さんじゃ、態度違い過ぎません?」
「は?当たり前でしょ?バーナビーさんヒーローとしては先輩だけど、人として、ねぇ?」
「なんですか、それ」
「えぇ~言っていいのぉ~?」
「どうぞ」
「好きでもない男にブリッコして、ちょっと構われたぐらいですぐ寝るようなビッ……」
「だ!ダメですよっ!女性がそんな言葉使っちゃ!」
思わず僕は千代紙さんの口を押さえた!
「プハッ!何言ってるの?私、男よ?」
……………………
「えええっ!?」
「何よ、えらく間が開いたわね……」
「あ、あなた男なんですか!?」
「そうよ。気付かない?」
「えぇ。全く……」
「あんた……見る目ないわね……」
あ、今度は呼び名が“バーナビーさん”から“あんた”に変わった……