第5章 streetPass
そしてその日はすぐにやってきた。
今から誘った人(誰か知らない)との待ち合わせ場所に行く。
零ちゃんと旅行〜〜!とはしゃいでいると、
零ちゃんが誘ったらしき人たちが見えてきた。
…ちょっとまって。
「零、あすか〜!」
サングラスをかけたイケメンが手を振ってきた
いやまって夢だと思いたい。
「零ちゃん!!!!聞いてないんだけど!!!」
「言ってないからね。」
零ちゃんが誘ったのは紛れもなく、TRIGGERの3人だった。
「零ちゃん私と天の状況分かってる!?」
「分かってるけど、いい機会でしょ。」
あすかがラビチャ送らないから心配してあげたの、なんて零ちゃんは言う。
私のせいなの!?!?
どどどうしようと、あたふたしていると
3人は近づいてきた。
いやほんとさ、オフ重なるって偶然すぎない⁇
「いいでしょ、楽しもう。」
楽しそうな零ちゃんを見たら、嫌でも受け入れてしまう私ってダメだ…