• テキストサイズ

Send this song 【アイナナ】

第5章 streetPass



ドラマはクランクアップし、すべての撮影を無事終えた。

天とは何度か番宣などで番組に一緒に出たが、

抱きしめられたことを思い出してしまい避けがちだった。



ドラマの撮影が無事終了し、今日は9話をキャスト全員で鑑賞する日だった。

私の気持ちなんて御構い無しに天は私の隣に座ってきた。

天の横座ってるのは、私と美人モデルさんの荒瀬さん。

「ねえねえ、天くーん!」

さっきから天にすごい話しかけてて、さりげなくボディタッチ。

天も嫌がってない様子だった。

胸がもやもやする。…風邪でも引いたのかな。



何だか途中で気分が悪くなったから、

トイレに避難した。

でも、行かなかったらよかった、って後悔した。

トイレでしばらく休んでいると、

荒瀬さんと他のキャストさんの声が聞こえてきた。
/ 61ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp