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【おそ松さん】松野家と年上幼馴染(R18)

第61章 【微エロ】【おそ松ルート】松野おそ松はしつこい



 二人分のコーヒーを淹れて、おそ松がくれた角砂糖を一つずつソーサーに添える。

 なんだか後ろから凄い視線を感じるんだけど、これはまだ拗ねてるって事?
 それともまたセッ×スしようとか言ってくるのだろうか……。

「はい、どうぞ」

「っ……サンキュ」

 おそ松の前にコーヒーを差し出し、私も自分を落ち着かせようと、赤い色の角砂糖を一つ入れて混ぜ、一口啜る。

 おそ松は何故かカップを見て黙っていたけど、私が飲んだのを見ると自分も飲みだした。

 と、言うか一気に飲み干した。

「そんなに喉乾いてたの?! てか熱くない?!」

「熱い! 大丈夫! いや、せっかくお前が淹れてくれたんだし……熱いうちにと思って!!」

「……別にいつもと同じコーヒーだけど……」

 コーヒー淹れてあげるのも初めてってわけじゃないし、むしろ何度も出しているのに何を今更。
 でも、そう言われて気分が悪いわけはないけど。
 私はニヤけそうになる顔を隠すように、もう一口コーヒーを啜ると、とあることに気がつく。

「ん? 甘くない……? 今流行の甘さ控えめの砂糖とか……?」

 私の言葉に、何故かおそ松の身体がギクリと強張る。
 なにその反応。なんか悪いこと言ったかな。
 
「ねぇ、これもしかして砂糖じゃ━━━━━━━━━━わっわわっ?」

 立ち上がっておそ松に詰めよろうとしたら、急に吸い付けられるように相手の身体にくっついてしまった。

 は? なにこれ??
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