第60章 【R18】【十四松ルート】その後
恐ろしいことに、十四松の予言のような宣言通り、松野家には誰一人おらず、家の中はもぬけの空だった。
二人は二階の松達の部屋に入ると、十四松にソファに座るよう促され、ナス子はそのまま緑色のソファへと腰をかける。
「ね? 誰もいなかったでしょお?」
「怖いっ、怖いよ十四松っ! 預言者?! ノストラ十四松なの?!」
「もし誰か帰って来ても、ボク匂いで気付くからっ!」
「いっ、いやぁ……でも……やっぱり……」
「んもぉ~、まだ何かあるのー? 姉さんてズボラでいい加減なのに、こういうのは気になるんだね!」
「ズボラとか関係なくない?!」
狭いソファに横にされ、身体を組み敷かれて唇を塞がれる。
「んっ……んん……っ」
本気で身体を押し返してもまったくびくともしない。
もうこうなったら十四松は止まらないことを、付き合い始めてからの経験で悟ったナス子は、観念したように目を閉じて十四松の少し乱暴なキスを甘受する。
「んっ……っは………十四松……っやっぱり、ここじゃ……いつも皆がいる場所で、こんなこと……っ」
「でも他に行くところないよ? それとも、やっぱりシたくない?」
「っ……ううう~~~………」
「あはは、姉さん可愛い」
頭を撫でられ、額や頬にキスを落とされると、絆されてしまいついついいつも甘やかしたくなってしまう。
「……ほ、ほんと~~~~に……大丈夫……?」
「大丈夫大丈夫~! 信用してー!」
「…………………………わかった……信じる……」
「間ぁクっソながいね!! じゃあ始めるねっ!!」
そう言って、勢いよくスウェットの裾をたくし上げられ、あっという間に二つの乳房が露になると、両手でそれを寄せ上げるように揉まれ、その先端を指で弄くられる。
「あっ……っんんっ……あっ……」
「姉さんのおっぱいふっかふかやで。大福みたいっ」