第60章 【R18】【十四松ルート】その後
「ちっ、違うよ?! そんなんじゃないって……っこんなとこでそんなこと思うわけないっ、でしょ?! あっ、そ、そうだ十四松っ、せっかくだし、また探検しに行こうよ……!」
「そうなの? ボクはいつでもナス子姉さんとシたいなぁって思ってるけどね。 探検も楽しいけどねっ!」
どこまでも素直に思ったことを口に出す十四松に、必死になっている自分が馬鹿馬鹿しく思えてくるのもいつものこと。
「……っわ、私も……同じ、だけど……」
「ホントー?! じゃあシようよ!」
そう言って十四松が服の中に手を突っ込んでくると、慌ててそれを制止する。
「ちょちょちょっ……! え?! こっ、ココで?!」
「うん! ……ボク、もうこんなんなっちゃった」
ぐりっ……と、太ももに硬くなったものを押し付けられ、ドクリと心臓が脈打つ。
十四松の表情がスッと軽く目を細めて熱を持つと、思わずその視線から目を逸らせなくなる。
「だっ……ダメだよ……さすがに……ココ、外だしっ……んっ」
目を開けたまま唇に吸い付かれ、十四松の長い舌が口内に侵入してきて、背筋がぞくりとする。
ここは絶対に流されてはいけない、とナス子は必死に理性を保とうと、十四松の服を強く握り締めた。
「んんっ……んっ……はっ……っ十四松……っダ……ステイ!」
まるで飼い犬に命令するが如くそう言うと、十四松はいつもちゃんと『待て』をしてくれる。
が、それも今は効力がないようで、なかなか言うことを聞いてくれない。
なおもキスをしようとしてくる十四松の顔を、両手で押し返そうと踏ん張る。
「うっく……ぐぐぐぐ……っ十四、松っ……ステイって言ったでしょっ……!」
「ふんぬぅぅぅぅぅっ、さすが姉さん! 力強ぇね!!」
だが、両手を十四松の顔を押さえるのに使ってしまっていた為、十四松の手が服の中に侵入してくるのを咄嗟に止めることが出来ず、服の中で直接胸の先端を擦られると、突然の感覚に体が大きく反応する。
「あっ! やっ……! んっ……十四松っ……場所っ……場所を変えてくれたら……っなんでもして、いいからっ……!」
「マジで!? よぉし! じゃあ行こう!!」