第7章 ラーメン食べよう〜六つ子と私
やっぱ6人揃うと騒がしいわ・・・
飲んでるのおそ松だけでまだ良かった・・・。
でも7人で揃ったのはちょっと久しぶりだったので楽しかったと思ってしまう私も末期だな。
「あーもー、キリがないわ! 帰る!」
隣の一松に退いてもらい立ち上がろうとしたが、退かない。
何故退かない?力を込めてみたが全然動こうとしない。
お尻半分しか乗ってないのにスゴイな?一松。
「ちょっと一松、そこ退いてくれないと出れないんだけど??」
「・・・・・・・・・・」
無言でお冷を飲んでいる。
まるで私の声は聞こえていないようだ。
「えー、7人で集まるの久しぶりなんだしまだいーじゃーん! 一松もナス子が帰っちゃうの寂しいんだろ〜?」
おそ松の言葉に敏感に反応するとやっと体をどかして立ち上がってくれた。
「い、いや、別にオレはそんな事どうでもいいし、ナス子がいてもいなくても・・・」
「フフン、全く寂しん坊だなぁ、ブラザーは」
「あぁ? だぁってろクソ松、殺すぞクソ松」
あぁ・・・この前話した会話で一松の事誤解したままだったなカラ松。
「ノンノンノン、普段はそんなクールな対応でも、オレはお前を・・・信じてるぜ・・・!」