第7章 ラーメン食べよう〜六つ子と私
私の発言に目が点である。
え?何その顔。
私だってセクハラぐらい受けますけど。
「あんた達にとって私は女じゃなくても、そうじゃない人もいるってことよ。この広い世界にはねぇ」
そう私が言うと、6人は私の制服を下から上に見る。
まぁ、制服なのは上半身だけなんだけれど。
「「「「「「・・・・・・・・・」」」」」」
っていうかなに?
間あきすぎじゃない?
「し・・・・・・・・・・・・しんっじらんねぇええぇぇ、その客まじで男?! 独身? 童貞? よっぽどモテないの?!」
「コイツ殺す。赤いパーカーを更に赤く染めてやりたいってついに口に出しちゃったよ!しつっこいよ! 箸で刺すか?! おそ松ゴルァ!」」
「シ、シスター! 落ち着くんだ・・・そ、そのセクハラとは、ど、どのような・・・」
何故か顔を赤くするカラ松。多分AV的なの想像してるんだろうなぁ。
カラ松の脳内とは絶対違うとは思うんだけど、そこは思い出したくないしこんな所で言いたくないので言わない。
「ていうかセクハラって今日だけじゃなくて普段からあるよ?今日のは特別ひどかっただけで」
「えー、そんな所で働いてて大丈夫なのナス子姉。てかマッサージする部屋なら他の人もいるんでしょ?他にも女の子はいっぱいいるみたいだし、わざわざナス子姉にしなくても・・ぷぷっ」
どうやら私の働いてる施設をスマホで見ているらしいトド松。
私の店の写真が載っているのでそれを見てるのかな?
とりあえずコイツも後で絞める。