第7章 ラーメン食べよう〜六つ子と私
「オレはナス子でも似合ってると思うぞ?逞しい二の腕も、職人って感じでいいじゃないか」
でもってなんだ、逞しいってコラ、次男。
「もう見慣れてるから似合ってるように見えるんじゃない? でも例えばと、トト子ちゃんとかが着たら・・・・んんんんん」
股間を押えて屈むなシコ松。
「・・・・・・・・・・」
せめてなんか言って一松!
「姉さんは何着てても姉さんだよ! 普段クソダッサイけど」
お前実は六つ子の中で私の事を一番ダサいと思ってるんじゃないのか十四松。
「普段のイメージとは変わるけどねぇ、多少体のラインは出るわけだし、似合ってない訳ではないよねっ」
褒めてるの?ねぇ、それ一応褒めてるの?教えてトド松。
そして今度は一松も混ざり、6人から一斉に視線を注がれる。
「・・・あのねぇ、あんた達まで私に対してセクハラとも取れるようなこと言うのやめてくれないかなぁ??? それでなくても今日は久々にひどいセクハラに合って最悪な気分になったばかりなんですけど? あああ口に出したら思い出しちゃったよ・・・せっかく美味しいラーメン食べてちょっと幸せになっていたのに・・・」
「「「「「「えっ」」」」」」