第54章 【R18】【カラ松ルート】その後
「・・・・な、生でも」
「絶対嫌」
最後まで言い終える前に、カラ松の言いたい事を悟ったナス子がハッキリとした口調で遮る。
「ナス子・・・・・・!!」
「・・・・・・ぷっ・・・っくっ・・・ふふふっ・・・あははははっ!」
カラ松に抱きついたまま、堪えきれずナス子が笑い出す。
「はぁ~~っ、ゴムがないんじゃ無理だねぇ~」
「ナス子! この展開で! ここまでしておいてそれはないぞ・・・・!」
「だってしょうがないでしょ?」
「・・・・・・・・・・なm」
「嫌いになるよ」
「ナス子~~~~~~!!」
打ちひしがれるカラ松を余所に、スッカリそんな空気ではなくなったことに、ナス子は少しだけ安堵した。
もちろんカラ松には内緒だが、どうせいつかはするのだし、どうしても今じゃなければならない理由はない。
・・・・カラ松はどうだか知らないが。