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【おそ松さん】松野家と年上幼馴染(R18)

第53章 【微エロ・逆ハールート】欲張り



「俺も・・・ナス子の事、好き・・・だ」

 少し恥ずかしそうに呟いた一松の言葉がナス子の心と脳に浸透すると、とても心地のよい嬉しい気分になった。
 もうどうにでも今日はなってしまえと思うナス子は一松の唇に吸い付く。

「ん・・・好き・・・・・・大好きだよ、一松・・・・・・」

「ん・・・んっ・・・」

 ナス子からのキスに、一松は本能的に応えキスを返すと離さないとばかりにナス子の頭を押さえつけ固定させながらも角度を変えて何度も深くキスをする。

「ちょっと?! 二人でなんでおっぱじめてる訳?! ぼくら皆の事好きってナス子姉言ってたでしょー? 一松兄さんばっかりズルイんだけどぉ!」

「ふんぬーっ、コロース!! ボクだって我慢してるのにぃー!」

 腫れたズボンはそのままに一松とナス子のキスを見ていた弟二人も自分とばかりにナス子の周りに群がる。

 一方で、長兄二人はまだ争いを繰り広げ、ライジングチョロシコスキーは今も何かと戦っていた。

「っは・・・どうする?・・・する?」

 一松はナス子から口を離すと、ナス子に聞きながらも弟二人に視線を向けお互いに確認をとっているようだった。

「え、ぼくらが先にす、するの?! いや、一番童貞を先に捨てる可能性があるのならそれはぼくしかいないとは思うけど・・・さ、でも・・・」

「セクロスってどうやんの?! AVとか雑誌でしか見た事ないよぉ?!」

「・・・そんなの、実際してみればわかるんじゃ・・・な、ないの?」

 3人がナス子を見ると、ゴクリと生唾を飲み込む。

「・・・・するの?」

 なおもナス子は3人を煽るように首を傾げ、頬を蒸気させたままキョトリとしている。

「「「う゛っ」」」

 そしてまたも3人は股間を押え疼くまってしまった。
 抱きしめられた手が離れ少しもの寂しいナス子は誰かに構って欲しくて堪らない。
 とにかくイチャイチャしたいしくっつきたい。
 その感情ばかりが頭の中を支配していた。
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