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【おそ松さん】松野家と年上幼馴染(R18)

第47章 【おそ松ルート】今こそ全ての想いを・・・ 


 
 バターン!と近所迷惑も気にせずドアを閉めると、バタバタと走るナス子の足音が遠ざかっていく。
 去り際のナス子の言葉に、おそ松は玄関の方を見つめながら目を細め、嬉しそうににししと笑うと、少し離れたところで丸くなっていたミケ子を抱きかかえる。

 寝ていたところを妨害され、ミケ子はおそ松を一瞥するが、膝の上に置かれると居心地が悪そうにしつつも、その場に丸くなる。

「・・・なぁ・・・・・・お前のご主人、俺が全部もらってもいいだろぉ・・・?」

 その呟きを、膝の上の小さな子猫だけが聞いていた。
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