• テキストサイズ

【おそ松さん】松野家と年上幼馴染(R18)

第45章 第二回 松会議


 
 勿論、それは他の兄弟達も同じで、またもウンウンと唸り始めるも、長男だけは全くお構いなし。

「別に処女とか関係なくな~い? だって付き合っちゃえばもうセッ×スし放題なんだし独り占めできるんだよぉ?」

「そ、そそ、それはそうだが・・・果たしてナス子はオレたちの事を怖がってはいないだろうか・・・この間、少し怖がらせてしまったようだし」

 未だ気が引けるカラ松が不安そうな表情を表に出すと、何人かはあきれ顔を作り溜息交じりにカラ松に視線が集中する。

「いや一番怖がらせてるのはお前だからねカラ松、この間もそうだけどさ。いっちばん暴走するし、すぐ理性なくしてナス子に手ぇ出そうとするし、ハッキリ言って今のところ僕らの中で最も危険なのはそこの馬鹿長男じゃなくてクソ次男のお前だからね?」

 ぐうの音も出ないカラ松は、チョロ松の言葉に肩を落とす。

「そ、そう言われてもだな・・・・・・駄目なんだ、一度愛しいと思うと、オレの中の秘めたる野獣が顔を出してしまい、もっとナス子の可愛い姿を見たいという欲求に駆られてしまって・・・だが、もう回り出してしまった恋の歯車を止めることなんて出来ない・・・!ああ、出来やしないんだ、そんなことっ・・・! オレはナス子に愛を告げる、そして二人でカラ松オブラブな人生を歩みたいと思っている・・・!」

 完全に自分に酔ったカラ松を、10個の目が人ってこんなにシラけられるんだな、すごいな、というほどの視線で見つめる。

「ある意味スゴイよね。この状況でこの痛さ・・・」

「ほんとイッタイよねぇ~・・・ま、いくらカラ松兄さんがそう言っても、ナス子姉がカラ松兄さんを選ぶとは到底思えないけど」

 トド松がカラ松を鼻で笑うと、今度はそちらに狙いが向く。
 おそ松に指を差されると、体がギクリとした。
/ 2205ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp