第43章 パチンコ警察24時? トド松side
姉さんを家まで送り、最悪なような、認めたくないような、やっと自分の気持ちがわかったような驚きと恥ずかしさを抱えたまま家に戻ると・・・
案の定、玄関に5人の悪魔が仁王立ちしていた。
「おかえりぃ~トッティー、随分ゆっくりなご帰還だねぇ~こんな時間まで誰と何をしてたのかなぁ? いやいや、言わなくていいよ? 聞いてるから・・・なぁ? トド松ぅ・・・」
「フッ・・・香りがするぜ、トッティ・・・金の匂いと、女の匂いが、な・・・んん~っ、フロ~ラルだ・・・」
「さっきは逃げられちゃったけど、今度は絶対に逃がさないよ? トド松、逃げた後ナス子と何してたんだよ」
「ていうか・・・お前何普通に帰ってきてんの? 馬鹿なの・・・? 待ち構えてるに決まってるでしょ」
「トッティおかえり! パチンコすっげー勝ったんでしょお?! いいなぁ!! ねぇねぇお金ちょーだい!!」
・・・あ~~・・・ホント誰かコイツら殺してくれないかなぁ。
もしくはコイツらの上にだけ隕石とか落ちないかなぁー
なんでこんななのにバチとか当たらないんだろう。
「なぁに黙りこくってんのかなぁトッティ~もしかしてやましいことでもあるのかなぁ?」
「ねぇ、ちょっとホントにウザイんだけど! 別にないよ、やましいことなんてっ! ちゃんと報告すればいいんでしょ? はいっ、トッティパチンコに大勝利しました! スッゲー儲かっちゃいました! ナス子姉とキスして僕も好きだなぁ~、ナス子姉とセック×したいなぁ~って自覚しました! 以上、報告終わり! はい! 解散!!」
「「「「「・・・・・・・・・・・・・は?」」」」」