第43章 パチンコ警察24時? トド松side
矢継ぎ早にそう言い残して、さっさと5人の間を抜けた僕を、兄さん達は唖然とした顔で見ていたことだろう。
でも僕は絶対に振り返ったり立ち止まったりはしてやらないけどね。
めんどくさいから!
言いたいことは言ったし、報告もしたし?
お金のことはぁ・・・このまま曖昧になっちゃったらいいな~って思ってるんだけどぉ・・・
てかもう夜中の1時過ぎてるから!
二階の部屋に入り、すでに敷いてあった布団の上に、私服のままダイブする。
「「「「「は━━━━━━━━?!?!」」」」」
今頃?!
いくらなんでも唖然としすぎじゃないウンコたち!
あ、ウンコって言っちゃった、ついに兄さんとかもつけずにウンコって言っちゃったよゴメンね?! つい!
ぼく今日だけでウンコって何回言ってる?!
てかさっきも言ったけど夜中の1時過ぎてるから・・・
近所迷惑だからっ
そして、ドタドタと階段を上がってくる五つの足音。
あ~やだなぁウザイなぁ・・・
色々聞かれるし言われるんだろうなぁ
アイツらウンコのくせにそういう追及だけはしっかりとしてくるんだよなぁ・・・あ、またウンコって言っちゃったゴメンねっ、つい。
はぁ・・・・・・
今日は寝させてくれなそうだなぁ・・・
この台詞、どうせならもっと色っぽいシチュエーションで使いたかったなぁぼく・・・