• テキストサイズ

【おそ松さん】松野家と年上幼馴染(R18)

第43章 パチンコ警察24時? トド松side


 
 店の中の音は相変わらずデカくて外と中の音の差で最初は煩いって思うけど暫くいるとすぐに慣れる。
 今日はどの台に座ろうかなぁって考えてると、真横からより大きな声で喋る残念な人の声が聞こえた。

「うはぁ、相変わらずすっごいデッカい音~!トド松よくこの中で耳おかしくならないよね?!自分の耳が変になりそうっ」

 は?はぁあぁぁ━━━━━━━━━━?!

 何ついて来てくれちゃってんのこの人?!
 今は一緒にいたらマズイって言う状況の時に限ってしつこい!
 頼むから今日の僕は放っておいてコンビニ行って早く帰ればいいのにっ。

「何ついて来てんのナス子姉! パチンコなんて興味ないでしょぉ」

「ん? なにー?? 聞こえない」

 ナス子姉が僕に近づいてまた大声で話しかけてくる。
 店の中の音も煩いけど姉さんの声も十分うるさいってのー!!

「だからさぁ、パチンコなんて興味ないでしょ? なんでついてくるの?!」

「あー、皆がパチンコやってるから私も実は一度やってみたいなって思ってたんだよねぇ、ヒヒヒ」

「その闇松兄さんみたいな笑い方やめてくれない?! ていうかパチンコなんてやめた方がいいよ! ギャンブルなんて身を滅ぼすだけだし、さっさとコンビニ行って帰りなよ、もう夜も遅いんだしさぁ」

「あー? なんだってー??」

「お婆ちゃん?!いつからそんなお婆ちゃんキャラになったのナス子姉!!!」

「身を滅ぼすとか言っといてトド松はパチンコやるんでしょー? 教えてよ!!ちょっとやったら帰るからさー」

 あ~、面倒臭い。
 煩い悪魔達からせっかく逃げて来たのにまさかの姉さんに掴まるとは・・・僕って最近ツいてないんじゃないの?!
 今日はもしかしたらパチンコやっても出ないんじゃないかなー。
 でも帰る訳にもいかないしやってくけど!

「うーん、しょうがないなぁ。じゃああっちの台座るからナス子姉も一緒に来て」

「はーい、トド松先生!!」

 多分これは満足しないと帰らないだろうと悟り、僕は仕方なくナス子姉を誘導する。
 台の隣に座って一緒に始めようとするも・・・何故か姉さんは僕の台ばかり見ている。
/ 2205ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp