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【おそ松さん】松野家と年上幼馴染(R18)

第43章 パチンコ警察24時? トド松side


 
 まぁでもとりあえず・・・

「はい! 各々意見が出たところで、最終判決です! お前らみんな! ナス子姉が大好き! キスしたい! 触りたい! 可能ならその先も! ハッキリ言えばセック×がしたい!! そう思ってます! ハイ! 認める!」

 これだけハッキリ言えばいくら小学生脳な馬鹿でもわかるでしょ。
 まぁわかるよ?だって好きになった相手が相手だし。
 子供の頃から知ってて、トト子ちゃんみたく特別可愛いわけでもなければ、スタイルが良いわけでもない、口も悪いし女っ気の欠片もないナス子姉だもん。

 だけどさぁ、ウザイんだもん。しょうがないよね。ウザイんだもん。

「は━━━━━━スッキリした! よーし、それじゃ寝よっと! おやすみなさ~い!」

「「ちょっと待て━━━━━━━━━━!!!」」

 布団に入り目を瞑ろうとしたら、赤い兄さんと緑の兄さんが待ったをかけてくる。
 なんかインスタントヌードルみたいな言い方になっちゃったけど。なんならインスタントヌードルに失礼だったかな。

「ん? なに?」

「その晴れ晴れとした邪気のない瞳をやめなさい! お前なに言いたいことだけ言ってさっさと寝ようとしてるわけ?!」

「トド松! 俺らに言いたいことだけ言って、じゃあお前はどうなんだよ! お前だってナス子にキスしたり触ったりしてただろうが!」

 ・・・は━━━━━・・・面倒くさ~い、殺した~い
 正直もう眠いし、相手にするのダルいから無視を決め込みたいところなんだけどぉ・・・

 チラリと赤と緑の兄さんの背後を見ると、青と紫の兄さんもじっとこちらを見ている。
 視線を逆方向に向けて、黄色い兄さんも見てるんだろうなって思ったら、

「近い近い近い近い!!! ちょ、十四松兄さん近いんだけど! 近すぎるんだけど!!?」

「え?」

 至近距離だと迫力満点すぎるんだよ十四松兄さん!!
 怖い怖い怖い!!
 も~・・・

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