第42章 【微エロ?】ドリームライジング チョロ松side
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ガラリと風呂の扉が開く音がする。
ペタペタと言う足音、見ると僕の前にはタオル一枚で体を隠したナス子が立っている。
「あの・・・一緒に入っても、いい、かな?狭いかな?」
「え、え?!何言ってんのお前、それにその恰好!なんで普通に入ってきてるんだよっ」
けど内心は凄くドキドキしていて、ナス子が隠す身体から目を背けられない。
「だって、チョロ松が入ってるって思ったら・・・私も一緒に入りたくなって・・・」
僕の前でモジモジと恥ずかしそうに顔を赤くするナス子がいる。
誰だコイツは・・・僕の知るナス子はもっと残念で色気の欠片もないダサい女だったハズだ。
こんな艶めかしく頬をそめて瞳を潤わせてこんな行動を起こすやつじゃない・・・ハズ。
でも、もしもコイツが僕の事を好きだったら・・・?
今日泊まって行って欲しいと言う原稿の事も実は口実で、ずっとこの機会を狙っていたとしたら・・・?
いやいやいや、そんなナス子に限ってないよねそんな事。
「チョロ松?」
「は、ハイ!!!」
何故か緊張して声が上擦ってしまう自分。
何を緊張する事がある・・・ナス子だぞこいつは。
「あのね・・・あの、体洗いっ子したいなぁ~って・・・」
そしてまた俯くナス子は最高に色っぽく女子に見えた。
僕の僕はもう最高潮にタッティしてる訳で、どうしたものかと考えるも、ここまでナス子からさせておいて応えないのも男としておかしいよね?うん、おかしいよ。
ここは流れに従い、体を洗いっ子しようと股間を隠して立ち上がる。
「・・・・・・っ・・・」
隠された僕の股間をナス子は恥ずかしそうに見るが、僕は気にせず椅子に座るとナス子に自分の前に座るよう言った。
「えっと・・・じゃあ僕が先に洗うからナス子は前向いててくれる?」