第42章 【微エロ?】ドリームライジング チョロ松side
体と頭を洗った後、決して広いとは言えない、足も伸ばせない風呂の中にゆっくりと腰を下ろす。
使った事のないシャンプーとリンスを見て、これ女子が使うやつじゃん!って思ったけど別に拘りはないから適当に使った。
ほんのり桜の香りがするそれはナス子の髪と同じ香りがする。
「こういうのには興味があるのかね?もっとダサイ感じの安いシャンプーとか使ってると思ったのに意外だなぁ」
目を瞑って湯の温かさを堪能すると、旅行の日をやはり思い出す。
そう言えばおそ松兄さんと一松とトド松の3人はナス子と貸し切り風呂に一緒に入ってナス子の身体を見たんだよね。
どんな感じだったんだろう━━━━━━━━━━
女性の裸なんて雑誌やAVでしか見た事ないし、生では見た事ない。
下着姿とはまた違うんだろうななぁ・・・。
でもアイツの裸だし、僕が見た所で全然意識も出来ないに決まってる。
だってナス子だし、残念すぎて救いようがないくらい女子力ないし。
って言ってて・・・これか・・・。
結局童貞、そんな事妄想してたらやっぱタッティするよね。
童貞にはこれは抗えない事だよね、仕方ない。
別に一時間もあるし、治まるまでは入ってればいいか。
そう思い僕は後ろに寄りかかり暫く風呂の中にいるのだった。