第42章 【微エロ?】ドリームライジング チョロ松side
正直目のやり場に困る僕はナス子を前に向かせたかった。
けど、それに不満を感じたナス子は突然振り返り僕の正面に体を向ける、もうタオルなど取って生まれたままの姿だ。
「・・・っ!!!?ちょ、ちょっとお前自分が何してるかわかってんのか?!」
「わ、わかってるよ?チョロ松の顔見たいし、私も・・・見て欲しいからこっち向いた訳だし、でも・・・嫌だよね?私魅力ないし色気ないし女らしさの欠片も・・・」
ナス子の言葉が終わるか終わらないかで僕の理性が吹っ飛ぶと急にナス子の唇を自分の唇で塞いだ。
「・・・んっ・・・んぅ・・・」
舌をねじ込んで、あの時のようにナス子の口内を優しくかき混ぜる。
「チョロ…ま・・・っ」
少し苦しそうなナス子は息が荒く、頬も赤い。
もうこれは僕の知らないナス子だ。
「・・・はぁ・・・んっ・・・可愛いよ?すっごく」
「う、そ・・・いつも酷い事ばっか言うのに」
「あれはほら、お前の事心配して言ってただけだから・・・」
少し照れ臭そうに二人で笑う。
ナス子を抱きしめてお互い裸のままくっつくとまた濃厚なキスをした。
「チョロ松・・・ま、待っ・・・」
キスをしていると、不意にナス子が僕の身体を押し返し何か言いたげにこちらを見ている。
見上げる瞳が潤んでいて心臓が早鐘をうつ。
「ずっと・・・チョロ松に言いたい事があったの・・・あの、ね・・・」
その含みに僕はナス子が何を言いたいのかなんとなく察した気がしてそれを止める。
「待って、こういうのは男の僕の方から言うべきでしょ・・・ナス子、僕さ・・・僕は・・・」
「・・・」
ナス子の視線がまっすぐに僕に向けられる。
「ナス子の事━━━━━━━━━━」