第42章 【微エロ?】ドリームライジング チョロ松side
は?何赤くなってんのコイツ・・・・。
ってこれ原因僕じゃん!!!
ちょっと、こんな事くらいで赤くならないでもらえないかなぁ?!
そんな顔されるとこっちも恥ずかしくなるんだけど?!
わー、ダメだ、僕まで顔熱くなってきた━━━━。
「こ、こここ、こういうのは早く処置しないと後が大変でしょ?だから僕はただナス子の指が酷くならないようにやっただけで・・・」
慌ててナス子の手を離すと、やはりまだ血が滲み出ている。
「わ、わかってるよ!でもちょっと恥ずかしいと言うか無ず痒いと言うか、慣れないよねこういうのって!!」
「う、うん、まぁ、そうだよね」
僕だって今思えば咄嗟の行動だったけど、女の子相手にこんな事したのって初めてだって思った。
そう考えれば考える程顔が熱くなってくる。
「絆創膏つけてくるね!!」
ナス子が走って行って隣の部屋に絆創膏をとりに行くと、一人残された僕は、口の中に残る血の味が、少しだけ甘く感じた。