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【おそ松さん】松野家と年上幼馴染(R18)

第41章 とにかくキスがしたい十四松 十四松side



「ねぇ、姉さん」

「ん?」

「前にさ、二人で河原で寝ちゃったことあったね」

「え? あー、そんなこともあったね・・・」

 なんでか姉さんは、ぼくから目を逸らして俯いちゃった。
 ぼく、今別に変なこと言ってないよね?

「ねぇ、姉さん」

「・・・・・・・なに?」

「ぼくのココ、空いてまっせ!」

「カスガ?! ちょっと古いよ十四松!」

「あはは~、姉さん、ぼくが来るまで寝てたんでしょお? 寝ていいでっせ! 寝なおし寝なおし~!」

「ちょ、ちょっとっ! 十四松・・・・・・っ」

 ぼくはガバっと姉さんの腰に抱きついて、その勢いで姉さんを隣に横倒しにする。
 肩口に来た姉さんの顔をじっと見ると、また視線を逸らされちゃった。
 今日はなんだかよく姉さんに目を逸らされるなぁ。

「姉さん、やっぱり柔らけーね!」

「だまらっしゃい十四松・・・・・・!」

 黙れって言われちゃったから、ちょっと黙ってみようっと。

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・ごめん、やっぱなんか喋って」

 黙ってみてわかったんだけど、静かになると、自分の心臓の音もスッゲー聞こえる!
 ドックドクでんなー!

 俗に言う、腕枕を姉さんにしているわけだけど、これって結構体が密着するよねぇ。
 ぎゅーって抱き締めるほどじゃないけど、う~ん、なんていうのかなぁ、ぴっとり? って感じ。

  ・・・・・・アレ・・・?なんか変な気分になってきちゃった。
 これってなんだろう。

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