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【おそ松さん】松野家と年上幼馴染(R18)

第41章 とにかくキスがしたい十四松 十四松side



「じゅ、十四松? ごめんって・・・いつもみたいにウルさ・・・、賑やかに喋ってよ・・・」

 ぼくが黙ったままでいたら、姉さんが遠慮がちに顔を上げて僕の様子を窺ってきた。
 やっぱりちょっと赤い姉さんの頬に、自分の掌をぴとりと当ててみる。

「姉さん、顔熱い」

「え?! そ、そう?! きょ、今日あったかいから・・・っ」

 姉さんが言葉を言い終える前に、ボクは姉さんのおでこに自分の唇を押し当てる。

「・・・・・・・・っ! じゅ・・・十四松・・・」

「口にキスしたいけど、ダメって言われたから! でも、ボク別に口じゃなくてもいいよ」

「そっ・・・・・・・」

 少し身体を横にして、姉さんを抱きこむような体勢になる。
 ボクは何度もおでこや頭に唇を押し付ける。
 チュっチュちゅっちゅ音がなる! スゲーね!
 小鳥にでもなった気分!

 腕の中で姉さんがムズがってる。
 イヤなのかなぁ?
 でも、姉さんは本気で嫌だったら霊長類最強並の腕力を発揮するから、イヤではないけど恥ずかしいって感じかなぁ?

「十四松・・・・・・っあの、そろそろやめ・・・・・っん!」

「あは、姉さん耳くすぐったいの?」

「くすぐったい!そんなところにっ、んっ」

 唇を寄せるだけじゃなくて、耳の輪郭を舐めたり吸ったりしてみる。
 抱き締めている姉さんの体が、びくびくって反応するのが面白いかも。

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